インテリアとして飾れる、フェイクや本物の標本を作っています。
今回は薄紙を重ねて作った様な繊細で美しい「アオイガイの標本。」です。
長さ16㎝の大きめのアオイガイです
15㎝を越えるとなかなかお目にかかれなくなるので16㎝の物は貴重です。
これより大きくなると段々高さが出てきて、こんもりとしたシルエットになってきます
それも力強い感じでとても良いのですが
15〜18㎝辺りの横長でシャープなシルエットはアオイガイらしい美しさだと思います。
とても目を惹く立派な殻なのですが、残念ながら１カ所傷が有ります・・・
完品では有りません。
破損箇所は画像と説明文で詳しく記載しましたのでよくご確認の上
納得された方、どうぞよろしくお願いいたします。
アオイガイは一見巻貝のようですが、タコの一種です。
雌のみがこの貝殻の様な渦を巻いた殻を身にまとっています。
生物としては「カイダコ」とも呼ばれますが、殻は「アオイガイ」と呼ばれています。
２つの殻を合わせると葵の葉に似ている事から付いた名前だそうです。
アンモナイトやオウムガイを連想する殻ですが
それらの厚みの有る殻と違い
とても薄くてほんのり半透明で、トレーシングペーパーを重ねて作った張子のようです。
そのままアオイガイの殻のみを飾っても充分美しいのですが
より見栄え良く飾れる様、ピッタリな箱を作り収めました。
殻に負けない様アンティークな雰囲気に仕上げました。
板１枚１枚やガラスを切る所から全て手作業でアオイガイに合わせて作った標本箱です。
是非机やお気に入りのコレクション棚等に飾ってください。
ガラスは額の部分上にをスライドさせると開けられるので
独特なカサカサとした軽い殻の触感も楽しんでください。
こちらは画像の現物をお届けします。
先に記載したように、この個体は1箇所傷が有ります。
画像10のように殻中央より少し左が白っぽく傷になっています。
自己修復している途中なのか、ヒビは貫通していません
普通に置いた状態だと反対側なので気がつきにくいとは思いますが
重要な部分ですのでよくご確認ください。
このような状態ですので、欠損無しの美品をお探しの方にはお勧め出来ませんので
ご注意ください。
画像の本は文庫本です、大きさの参考にしてください。
画像の本や鉱物、アオイガイの標本以外の標本は撮影用の小物です
商品には含まれてませんのでお気をつけ下さい。
お届けするのはアオイガイの殻、専用標本箱のみです。
直射日光の当たる窓辺等でのご使用は避けて下さい
紫外線は退色、変色、劣化の原因となります。
水濡れは木製箱や殻の劣化、腐敗、歪みにつながりますので
洗面所や風呂場、キッチン等の水回りでのご使用も避けてください。
本物のアオイガイを使用しています、落としたり衝撃を与えると破損しますので
取り扱いには充分ご注意ください。
標本箱に使用しているアガチスという木材は、柔らかいので
衝撃や硬い物にぶつかる等すると大変傷が付きやすいので
お気を付けください。
箱のツヤ感が無くなってきたと感じた時は、乾いた柔らかい布で
軽くこするとツヤが蘇ります。
塗装のワックスが布に付着しますので、必ず不要な布を使って磨いてください。
材料：アオイガイの殻、紙、檜、アガチス、ガラス、スポンジゴム
アオイガイの殻サイズ：H10㎝×W16㎝×D4.5㎝
標本箱サイズ：H13㎝×W21.3㎝×D7.3㎝
