鞄内側に年代を示すスタンプがありませんでしたが、恐らく50年代頃に、イギリス軍Grenadier Guardsにて使用されていた生地を解体、再構築したオープントップタイプのトートバッグになります。
底部分のブルーから最初RAFのものかと思いましたが、本体にGrenadier Guardsのステンシルが入っているのGrenadier Guardsで間違いないかと。
全体的にマーキングが綺麗に残っており、黒、緑、ブルーのペンキが使い分けられている感じにセンスを感じます。
鞄の持ち手にはイギリス産ブライドルレザーを使用してます。
ブルーム（ワックスを染み込ませて作るブライドル・レザーの表面に浮き出る白い粉）が施され、艶があり、芯まで染色された品のある革です。
製作時に表面に浮き出ているブルームは拭き取ってますが、気温の変化などでブルームが浮き出てくる事も考えられますが、これは製品上の特徴となりますので、ご了承下さい。
鞄に付いているホックはLift the Dot（亀の甲ホック）になります。開け閉めする際にはちょっとしたコツがありますので、こちらの動画を参考にして頂けたらと思います。
(金具下部分にLift the dot or KitKitと刻印されている部分があり、そこを持ち上げるLiftすると金具が外れます)
Lift the dot
https://youtu.be/Rq1tSopaI3M
軍用キャンバス生地ですが、色使いのせいなのかどことなくポップな雰囲気を感じる鞄で、個性的な鞄、1点物をお探しの方、いかがですか？
I have made this open top tote back from fabric which used by British Military
Grenadier Guards in 50’s.
Still remains original letters on the canvas.
Very nice original markings still on the canvas.
Handle : 20mm wide UK bridle leather
Pocket : hanging pocket inside.
Rivet :reinforced handle with copper rivets
Fabric from the UK, sewing in Japan.
IND_CANVAS_BAGS_1497
W40cm / H35cm / D12cm 底横幅30cm 持ち手55cm
時代を経たヴィンテージ生地になります。人工的に加工したものではないので、汚れ、擦れあります。その点はご了承下さい。
