VICTOR BLA-G200
【これは単なるスピーカーの通常紹介ではありません！】
オーディオの次元で語れば、何ともいい音とは程遠い存在にしか思えないものも、この箱から鳴らさせる音が、想いの中の音と結ぶためのあなたの記憶の音につながる「心の音」のスピーカーを届けるための品物となればまた違う一つの心の音があります。
70年代、ちょうどその頃、あなたはどこに居てどのような時代の頃の生きていた世代でしょう？！
ちょうどその頃はオーディオにとって、高度成長期と共に一緒になって成長し繁栄を極めて行く年代であります。
その頃に国民の殆どが聴いていた、あるいはその音が主流な音質的音色的な若き頃の記憶の中にある音がありますね。 それは、テレビの箱から出る音、トランジスターラジオの小さなプラスチック製のかん高いこもる音、真空管製のステレオ装置の木箱の音・・・今思うと懐かしいですね。 でもその当時、当たり前の音が当たり前で聴いていると言う反面、心寄せて音が良いもの・音が良いもの・・・とハイファイの音に誰しもが憧れそれを手にしていく流れがどんどん進んでいく時代でありました。 そうした「当たり前だった音」もやがては音質重視な心からは、要らないものとして遠ざけられ、音のレベル的な意味で見向きもしない音の存在になってしまい、いわば「要らない音」の類として私たちのオーディオ好きにはそれからが長らく続いてきましたね。
もうそんなことすらも忘れ去って居ました。
当時からまだまだ日本も貧しかった時代に生きた子供時代、青春時代を送った者には今になってまた特別な思いがあります。
さて、
これだけ世の音が長けて来ると、おかしなもんで、それがなぜか、いいもの・いい音とずっと追い求めて来た私たちは、ふとその頃のなんとも「音が悪い？」として来たその頃の家で聴いていた音色に今になってそれを懐かしいと思い、その音をあえて聴きたいとする気持ちが生まれて来るのも面白いですね。
それを不思議と言った方が良いんでしょうか？ 決して分からない話しではなく、むしろその音から発する音色に長い年月を飛び越えてその家族の中に居た自分とのあの頃が思い出されるのです。
楽しかったなあ～、まだまだ貧しくもみんなの笑顔が・・・
【商品説明】
中古の動作品です。
