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露メロディア 【ピンクラベル VSG盤相応】 ヴェデルニコフ バッハ パルティータ 4番、5番

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販売情報
  • 販売価格

    5000円

  • 入札件数

    1

  • 開始価格

    5000円

  • 出品個数

    1点

  • 商品状態

    目立った傷や汚れなし

  • 返品

    返品不可

  • 開始日時

    2024年3月4日 21:26

  • 終了日時

    2024年3月6日 21:26

  • 早期終了

    あり

  • 自動延長

    あり

  • なし

販売者情報
  • 出品者ID

    sql02717

  • 出品地域

    埼玉県

  • 露メロディア 【ピンクラベル VSG盤相応】 ヴェデルニコフ バッハ パルティータ 4番、5番_1
  • 露メロディア 【ピンクラベル VSG盤相応】 ヴェデルニコフ バッハ パルティータ 4番、5番_2
  • 露メロディア 【ピンクラベル VSG盤相応】 ヴェデルニコフ バッハ パルティータ 4番、5番_3
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露メロディア 【ピンクラベル VSG盤相応】 ヴェデルニコフ バッハ パルティータ 4番、5番

商品説明
バッハ

パルティータ  4番、5番  BWV 828 829


ヴェデルニコフ(ピアノ)

露メロディア CM 03639-40 。STEREO。
ГОСТ(GOST) 5289-73(ガストG-73)。

Aprelevsky Zavod first stereo pressing ( pink label )
モスクワ・プレス (モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」工場)。ピンクラベル。
【matrix stampers】
   Side 1 : 33CM03639/3-1 (4番)
   Side 2 : 33CM03640/4-3  (4と5番)
これは【VSG ГОСТ 5289-68 ガストG-68)。】盤のmatrix stampersと全く同じものです。

また、ロシアでは、この「アプレレフカ「Aprelevsky」ピンクラベルが最も音の良いものとする愛好家が多いようです。

 ピンクラベルの「Side 1 : 33CM03639  (4番) 」は、“/3-1”です。これは、 【VSG】盤のmatrix stampersと全く同じものです。
 
 音質は同質同等です。
 【VSG】盤もピンクラベル(ED1)盤も盤質(プレス)の良いもの悪いものがあります。
 比較すると、圧倒的にピンクラベル(ED1)盤のほうが良いものもあります。ビックリする程の違いです。
 ここに出品するピンクラベル(ED1)盤は【VSG】厚盤の良音のものと同質同等です。(但し、私が所有する複数のLP、及び多数の出品経験のものとの比較でのことです)

 一般的に、どんなLPアイテムでもプレスの良いものは少ないです。 
 バッハの平均律やパルティータが好きで、ヴェデルニコフ/【VSG】盤を持っていて心揺さぶられる感動をもたらされたことのない人には、この「Aprelevkピンクラベル(ED1)」を特にお勧めいたします。
 世界が違うのです。

   注: 『VSGは初版と思われがちですが2版~4版にも多数存在します。VSG盤はその版の製盤が初めなことと製袋がデラックスなだけで、原料・製盤は一般向けとかわりません。』 (「札幌エコーズ」WEB。メロディア盤のスペシャリスト今は閉店しています。)
 
【盤質】: EX-。目立つ傷はありません。使用感の余りなくて、盤面綺麗です。     
【ジャケット】: EX+。かなり綺麗です。
     MELODIYA盤の薄いペラジャケットは傷みのものが多いのですが、これは綺麗でしっかりした良いものです。
     ジャケットの表裏面に歪み殆ど無く、折り面の傷みも殆どありません。
      全体に汚れ・擦れ等少々はありますがとても良い印象です。

【私の印象-2】
★ 【VSG】モスクワ・プレスについて
【VSG】モスクワ・プレスの特徴は、音にうるおいがある、やや木質的、レニングラード・プレスがスタンウエイならモスクワ・プレスはベーゼンドルファーといった傾向、
と言えるように思います。

  注: 【VSG】、「Всесоюзная Студия Грамзаписиは、
「?В(V)СЕСОЮЗНАЯ С(S)ТУДИЯ Г(G)РАМЗАПИСИ」 の略称であり、これは「全連邦録音スタジオ(モスクワ)」 の表示です。

★★ そして今回出品のモスクワ・プレス(press by Aprelevka plant)のピンクラベルは、『音が柔らかく、しかもヌケの良いバランスの良い臨場感あふれる…すっきりした透明感のある良い音』で、かつ、
『音にうるおいがある、やや木質的、…ベーゼンドルファーといった傾向』
とを併せ持った音であり、いわば完璧とでも言いたいものです。

私はこのピンクラベルを聴いて、ピアノの響きが豊かで、音のバランス・定位が良く、一層自然であり、歌心・詩心がさらに豊かに聞こえてきました。
一聴して即感じたことは、何よりも音像が鮮明リアルで、力溢れるもので、これこそがヴェデルニコフがパルティータで表現したかった世界なのだ、ということでした。
今まで【VSG】盤を時々聴いていましたが、この様な言葉がとっさに思い浮かんだことは、初めてのことでした。

音の傾向は【VSG】盤の極上のものと同一のものですが、何よりも
音楽がとてもリアルでにパワーがあり、さらに色艶潤い深みを増したものに仕上がっています。

訴求力満杯で、ビックリしました。

【私の印象】
ヴェデルニコフに対する「完璧な技術」評価は一般的であるようです。
また、「響きが硬い」と師ネイガウスが絶えず指摘していた、とはヴェデルニコフと同じネイガウス門下で共演することの多かったリヒテルが語り伝えているようです。

私は素人でピアノも弾けないので「完璧な技術」云々の技術評価はできません。但し、狂いのほとんどない演奏であることは伝わって来ます。

かって、私も、何かが足りない、と思っていました。
しかし、あるときパルティータの良い盤に出会い、ヴェデルニコフの繊細な表情のなかにある温かい心を知りました。

『ヴェデルニコフのバッハは、これはバッハだと思い、そして、バツハはヴェデルニコフによってその神髄を隅々まで心ゆくまで表現されている』
と思うようになりました。
さらに
ヴェデルニコフのバッハは緊張感強く、それもとてつもない深い情感を感じます。その奥から温かいものもにじんでくる。それはとても強いメッセージのものです。
さらに、穏やかでくつろげる温かみや歓びが静かに感じます。
それは多分ヴェデルニコフの生い立ち、歩みが影響しているのではないか、と私は推測します。恵まれない中でひたすらロシア社会と自分と戦い音楽を愛し続けたのだと思います。
その苦労は激情の表情ではなく抑制された表情として演奏表出されているののだと思います。

バッハの本質は、真に心底穏やかでくつろげる温かみや歓びと厳しさの両面があるということ、そして心が解き放されているということ、人間の在るということを実感させる何かが表現されていること、そこに感謝があること、そして主意的なものは何もなく、です。つまりは自然で自由で大きくおおらかで温かく歓びのある世界だということ。それがバッハだと思います。

ヴェデルニコフ自身にとっては演奏することが自分自身を解放するものではあった、と思います。

ヴェデルニコフの或る極北を表現しきったバッハは深く心に響く魅力あるものの一つであることは間違いないと思います。

価値ある逸品、是非にとお勧めします。
注意事項
目視判断と部分試聴(場合により全面)にて“キズによるノイズの発生具合”
を下記『品質等級基準(略称「評価基準」)』を目安として評価表記します。ノイズ因となりそうなキズは幅広く採取試聴するなど丁寧に検盤しています。MONO盤はモノラル用カートリッジを使用して試聴しています。
【評価基準】
盤質/ 
M (Mint):     新品(未使用)、及び、ほぼ新品同様。
NM (Near Mint): 目視できるキズ・擦れは無く、とても綺麗で非常に良い状態。
EX+ (Excellent Plus): ごく軽い或いは見えにくい部分的な擦れやキズが僅かに見られるが、
            かなり綺麗で、ノイズには出ないとても良い状態の物。
EX (Excellent): 軽い部分的な擦れやキズが少し見られるが、ノイズには出ない良い状態の物。
EX- (Excellent Minus): 軽い擦れ、浅いキズが部分的に少しあり、
            ノイズはごく軽症(小or少)で殆ど気にならない良い物。
EX-- (Excellent Minus Minus): 軽い擦れ、キズが部分的にあり、
            ノイズはEX-よりもやや多いがそれ程気にならない軽症の良い物の範疇。
VG+ (Very Good Plus): やや強い擦れやキズがやや多くありノイズが時々発生するが、
            全体としては良好で鑑賞を妨げない。
VG (Very Good): 擦れやキズが目立ちノイズも多く発生するが、鑑賞を妨げない。
 注: 「/」を使用している表記の場合は「A面/B面」を意味します。

ジャケットor箱、解説/ 
M (Mint):     新品(未使用)、及び、ほぼ新品同様。
NM (Near Mint): 破れ擦れが無く、とても綺麗で非常に良い状態。
EX (Excellent): 部分的な傷み、汚れがあるが、総合的には良い。
VG+ (Very Good Plus): 傷み(破れ、汚れ、色変化)が多く目立つが、
           ほぼしっかりしていて全体としては良好。
VG (Very Good): 傷み(破れ、汚れ、色変化)が多く目立つが、使用を妨げない。

基本は上記の表記法で表し、その他気が付いたことは別途記述します。

中古レコードは発売後数十年を経ち使用されてきたものが大半です。多少の傷み、経年変化、レコード特有の軽いプチ・チリノイズはつきものであることはご承知下さい。
また、装置・聴く環境等の相違もあり、ごく軽微なものの見落とし、評価・見方の多少の相違などはご容赦願います。

『レコード盤の実態に即した評価表記のもと納得できる買い物をしたい』は、誰もの気持ちです。それ故に評価は、買う立場になり、掛け値無し、双方が納得できる適正・厳正であることを心がけています。

【付記】
(1) 『評価基準』は等級を示す言葉(或いは記号)ごとに品質状態を明示説明するものです。また、実物と表示品質の適否をチェックする際の基準にもなります。
 “美品”“良好”“NM” の単語一つだけでその説明のない品質表示は品質状態が全く意味不明で、それ故に責任の所在も不明です。高名な高額品通販店でもこの様な表示がされ、“美品” 実は「キズもノイズもかなりある物」、との経験を私は何回かしています。私が安心できる購入には『評価基準』が必要と思う由縁です。
 私の『評価基準』は、国際的な「Goldmine Grading Guide」や専門店例を参考にしました。事例は千差万別、品質基準を定義する難しさを痛感します。定義は一定の巾を持ちますが単純で、現物は複雑多様です。故に万能ではありませんが、無いよりはあった方が遙かに良いことは確かです。評価表記にプラスαの表現を工夫することで補完します。
(2) 中古レコードは或る程度のキズやノイズがつきものなので、私の『評価基準』はEXクラスを細かく分けた等級にしました。
(3) キズ極軽微で明らかにノイズ出ないと思えるのにノイズが出ることがあります。一聴キズ因と思いがちなのですが、この場合の多くは「スプレー液残滓」等の汚れがキズ内にある為で丁寧な清掃で除去できます。このケースあれば試みて下さい。

★私も音楽を聴くことを大きな歓びとしています。ヤオフクは出会いの場、愉しくやることが第一なので、【私の印象】記述を含め良い音楽との出会いが持てるレコードを一つでも多く紹介したいと思っています。惚れ込んだ演奏家やレコードを繰り返し出品・紹介しているのはその一つです。
こちらの商品案内は 「■@即売くん5.51■」 で作成されました。